2008年1月13日(日) 14時開演
ゆるらくご会 第一回公演 
立川談春独演会「談春筐(だんしゅんぼっくす)
立川春太 浮世根問
立川談春 替り目
仲入り
立川談春 妾馬
 
右は、春太さんが書いてくださった演目です。
当日はお客様のお帰りの際に受付前に掲示しました。
まずは弟子の春太さんが開口一番で「浮世根問」。
はきはきとした明るい口調で、お客様を暖めてくださいました。
 
〜浮世根問とは〜
ものを知らない八五郎さん、なんでも知ってるご隠居に、自分が疑問に思ったことをなんでもかんでも質問してみるのですが…。
 
ものを知らないはずの八五郎さんの質問は妙に鋭くて、物知りの筈のご隠居さんが追いつめられてしまう展開がなんとも面白い一席です。
いよいよ登場、談春師匠です。こちらは「替り目」。
酔っぱらってご機嫌なご亭主のシーン。
 
〜替り目とは〜
酔っぱらって帰宅した亭主、女房になんだかんだと子供のような我が儘をいい、ダダをこねて酒のつまみのおでんを買ってくるようにいいつけます。
一人になった亭主、思わず女房への本当の気持ちを口にして…
ラブラブ夫婦のおもしろ可笑しいやりとりを噺にした一席です。
(一般的に口演される「替わり目」の前半の場面です)
仲入りを挟んで、最後は大ネタ「妾馬」です。
 
〜妾馬とは〜
別名「八五郎出世」とも。
がさつでちゃらんぽらんな八五郎、妹のお鶴が奉公に上がった先で、およとり(跡取り)を産んだために義弟であるお殿様に面会できるという機会を頂きます。
<身分違いだから><がさつなのはいけない、礼儀をきちんとしなさい>と言い含められて向かったお屋敷で、八五郎が訴えた妹への愛情と、お殿様、屋敷の人たちへの願いとは…。
 
談春師匠の八五郎は私たちと同じ視点・価値観で人を見、そして<身分違い>に臆することなく、人と人の関係について訴えかけます。
暖かい気持ちでいっぱいになる、優しい噺です。
会場で涙された方も多かったようです。
談春師匠、本当に素敵な高座をありがとうございました!!